花散る都と竜の巫女

花散る都と竜の巫女

いつものように合成師としての仕事をしていたアインとそれを見守るライムとシーナ。しかしその日、合成が暴走してしまったことにより3人はギルドごと、遥か東方の地、和の国に飛ばされてしまいます。見たことない異国の地に驚く3人ですが、町の人々はライムたちが竜の力を持つと知るやいなや、城主の元へと3人を招こうとします。現れた城主は、竜の力を見込んで3人にある頼み事を告げるのでした。城主の頼み事とは、彼の娘、つまりこの城の姫を救出して欲しいと言うことだった。姫は昨夜何者かに攫われてしまったが、配下の者の調査によりその居場所は判明しているとのこと。その竜の力を見込んで、姫を無事に助け出して欲しい。病の床から頼む城主に、3人は一も二もなく引き受けます。冒険の結果、3人はぶじに城主の娘、くくり姫の救出に成功します。城主は彼らに篤い感謝の言葉を述べると共に、この城下町での彼らの暮らしと安全を保証するのでした。ひとまず安寧の地を得た3人は、これも良き機会とギルド活動を始めます。エリール村へ戻る方法を模索しながら、城下町の人々と交流していく3人。果たして、彼らの前にはどのような運命が待っているのでしょうか。

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